【休職中のすごし方ブログ】心がつらい私が少しずつラクになれたリアルな日々

【休職中のすごし方ブログ】心がつらい私が少しずつラクになれたリアルな日々 心のセルフケア
心のセルフケア

仕事のプレッシャーや不安で心が疲れ、「もう限界かも」と感じたとき、私は思い切って休職を決めました。
何もできない自分に罪悪感を感じる日々。
けれど少しずつ心と体を休めることで、確実に回復していきました。

この記事では、実際に休職を経験した私の体験談と、休職中にやってよかった過ごし方を具体的に紹介します。
同じように悩むあなたが「ひとりじゃない」と感じてもらえると嬉しいです。

「もう無理かも…」と感じた、休職前の私の正直な気持ち

副店長として働く日々

私は接客業の副店長として働いていました。
仕事は好きな部分もありましたが、店長とアルバイトスタッフとの板挟みで、いつも気を使い続ける日々でした。
特に年齢が上のスタッフに対して言葉を選びながら伝えることは大きなストレスで、毎日が緊張の連続でした。
ただ、上司は昇進を期待して、毎日指導してくださっていあtので「期待に応えなきゃ」という責任感とプレッシャーで、知らず知らずのうちに心の疲れが溜まっていきました。
疲れている自分に気づきながらも、相談することもできず、ひとりで抱え込んでしまったのです。

クレーム対応で涙が出そうになった日

ある日、いつもなら冷静に対応できていたクレーム対応が、なぜかとても怖く感じました。
お客様の言葉が胸に刺さり、声が震えてうまく話せず、ただ謝ることしかできませんでした。
そのとき、「情けない自分」と思い、自己嫌悪に陥りました。
家に帰ってから涙が止まらず、「もう限界かもしれない」と初めて心から感じました。
その日から、心の中に「逃げたい」という気持ちと「頑張らなきゃ」という気持ちがせめぎ合うようになりました。

「頑張らなきゃ」が自分を苦しめていた

「こんなことで休むなんてダメだ」 「私が休んだら、みんなに迷惑がかかる」 そう考えては自分を責めていました。 無理に笑顔を作り、我慢を続けていました。
誰にも頼れず、「頑張らなければ」と思い込み、さらに疲弊していきました。
その結果、夜眠れなくなり、朝起きるのもつらくなっていきました。
周りは普通に働いているのに、自分だけが立ち止まっている気持ちに押しつぶされそうでした。

休職を決めた瞬間の“ホッとしたけど不安な気持ち”

休職を申し出たとき、心は複雑でした。
「やっと休める」とホッとした気持ちが3割、 「このまま戻れなかったらどうしよう」という不安が7割でした。 「休むことは正しいのかな?」と自分を疑い、自己否定してしまう日もありました。
会社の人たちに申し訳ない気持ちもありました。 でも少しずつ心が休まる時間を作りながら、焦らずゆっくり過ごすことを自分に許しました。

爆弾を抱えた男性のイラスト

私がやってよかった「休職中の過ごし方」4選

① ひたすら何もしない|“休む”ことに罪悪感を手放す

休職したばかりの頃は、ほとんど布団の中で過ごしていました。
もちろん最初は「何もしないなんて怠けではないのか」と罪悪感を感じることも。
でも、「休職中の仕事は休むこと」と自分に言い聞かせました。
休むことを許した時から、徐々に呼吸が楽になり、心が落ち着いていくのを感じました。
何もしない時間も、心と体を回復させるために必要な時間なんだと実感しました。
最初は少しずつで大丈夫。焦らなくていいと自分に伝えてあげてください。

「休んでも休んでも疲れが取れない…」そんなあなたには、 休日、ちゃんと休めてる?リフレッシュが下手な私が変われた方法 もぜひ読んでほしいです。

ぐっすり眠る男性のイラスト

② 外を歩く|音楽を聴きながら1日1万歩チャレンジ

体力が少し戻ってきた頃、スマホに入れていた音楽を聴きながら、ゆっくり近所を歩いてみることにしました。
最初は15分歩くだけでぐったり。でも、「今日はこれで十分」と自分にOKを出しながら、少しずつ距離をのばしていきました。
気がつけば、1日1万歩を目指せるくらいに。
不安な気持ちがスッと和らぐ瞬間があって、呼吸や足音に意識を向けると、自然と心が落ち着いていく感覚がありました。
日光を浴びると、体のリズムも整ってくるし、心にも少し余裕が生まれる気がして。
歩く時間は、わたしにとって “自分を取り戻すための時間” になっていきました。

地図を見る男性のイラスト

③ ラジオを流す|誰かの声が「ひとりじゃない」と感じさせてくれた

音楽を聴く元気すらなかった時期、ふと思いついてラジオを流してみたんです。
ただ誰かの話し声があるだけで、思った以上に気持ちがラクになることに気づきました。
パーソナリティの笑い声や、ちょっとした日常の話。
「わかる〜」と共感したり、「自分だけじゃないんだ」と思えたり。
一方的に聞くだけなのに、ちゃんと誰かとつながってるような気持ちになれたんです。
気楽に流しておけるラジオは、無理せず“孤独感”をやわらげてくれる存在でした。
休職中、誰とも話さない日があっても、「ひとりぼっちじゃない」と思わせてくれる。そんな小さな安心でした。

ラジオパーソナリティの女性のイラスト

④ お弁当を持って自然の中へ|食べる気力がなくても少しずつ

ある日、自分でお弁当を作って近くの公園へ出かけました。
食欲がなくて全部は食べられませんでしたが、自然の中で空気を吸いながら食べることで、体のリズムが戻ってくるような感覚になったのを覚えています。
木々のざわめきや風の音に包まれて、心が少しずつ穏やかになりました。
休職中は様々な不安から、なかなか自然を楽しむこともできませんでしたが、たまには外に出てただゆっくりと時間を過ごすことも効果的です。
無理せず、できる範囲で外に出ることが心身の回復にとても役立ちました。
もし外出が難しい日は、窓を開けて外の空気を感じるだけでも十分効果があると思います。

お弁当のイラスト

まとめ:休職中は「休むこと」が一番大切

休職中は、「何もできない自分」に不安や罪悪感を感じることも多いと思います。
でも、それでいいんです。今は心と体をしっかり休める時間。
私自身、少しずつ休むことを許し、体と心の声を聞くことで、少しずつラクになりました。
あなたも焦らず、自分のペースで休んでくださいね。 そして、ひとりじゃないことを忘れないでください。

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