休んでいるのに、なぜか疲れが取れない
休日がくるのを楽しみにしていたのに、いざその日になると、なぜか気持ちが重たい。やりたいことも手につかなくて、時間だけが過ぎていく。夕方になるころには、「今日、何してたんだろ…」とモヤモヤが押し寄せる。
私自身、ずっと「休み方がわからない」「休み下手」なタイプでした。なにかしていないと落ち着かなくて、ぼーっとしていると「ちゃんと過ごせてない」と自分を責めてしまったり。
でも、それって本当に“リフレッシュできてる”って言えるんでしょうか?
この記事では、「休日にリフレッシュできない」「何もしないと罪悪感を感じてしまう」人へ向けて、リフレッシュ下手だった私が実践してよかった「上手な休み方の3つの工夫」を紹介します。
「なにもしない時間」も予定に入れる
予定がないと不安になるからと、休日も細かくスケジュールを詰めていた時期がありました。でも、それが逆にストレスになっていたんです。
そこで思いきって、予定に「なにもしない時間」を最初から組み込みました。午前中は寝たいだけ寝る。午後はカフェでぼーっとする。
“ちゃんと休む”って、体と心をフリーにしてあげることだと思うんです。予定のない時間を「なにもしてない自分を許す時間」にすると、不思議とリフレッシュ感が戻ってきました。
このように、自分を責めずに「何もしない休日」を過ごすことが、結果的にメンタルケアにもつながっていきました。
SNSは見ない。比べない
休日にSNSを見ると、誰かのキラキラした投稿に焦ってしまう。「あの人はおしゃれなカフェに行ってるのに、自分は…」って。
でも、他人と比べることが、休みを休みじゃなくしていたことに気づきました。
今は、休日は意識的にスマホを置いています。代わりに、読みかけの本を読んだり、散歩をしたり、自分のための時間を味わうようにしています。
比べないことで、「私なりに満たされてる」って感覚が少しずつ戻ってきました。こうした過ごし方も、自己肯定感を少しずつ取り戻す方法のひとつです。
「今日できたことリスト」を書いてみる
どんなに何もしなかったように思える日でも、振り返ってみると意外と「できたこと」があります。
- 洗濯を回した
- 温かいお茶をゆっくり飲んだ
- ちゃんと3食食べた
こんなふうに、小さな「できたこと」を書き出してみると、自分を少し認めてあげられるようになりました。
完璧じゃなくていい。自分のペースで「心の疲れ」を癒すことができれば、それは“ちゃんと休めた日”と言えるのだと思います。
まとめ:「休むこと」は、がんばることの一部
休むって、何もしないことじゃなくて、自分を整えること。
無理やり“生産的な休日”にしなくてもいい。
ちゃんと寝ること、のんびり歩くこと、ぼーっと空を見ること。
そういう時間が、また明日を乗り越える力になります。
「今日、ちゃんと休めたな」って思える休日が、少しずつ増えていきますように。
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